ルルドの洞窟の様子は、24時間ダイレクトな映像をインターネットで見ることが
出来るのをご存知でしたでしょうか。
こちらになります。
ルルドの洞窟ライブ中継 ← こちらをクリック
日本とフランスでは7~8時間の時差があるのをお忘れなく。11月1日からフランスは冬時間になりましたので、8時間日本より遅れています。
しかもルルドの冬は日の出が日本よりずっと遅いです。朝7時ではまだ真っ暗です。
洞窟は24時間明かりが灯っていて夜中でも祈ることができますが、
現地の朝3時から5時頃はお掃除タイムです。
はい、毎日早朝にお掃除やろうそくの管理をして下さる方々のお陰で、
ルルドはいつも清潔で祈りの雰囲気に包まれています。
さて、このルルド中継ですが、ルルドに巡礼に行きたくても、行けない方、
そういった方々に最適です。良く出来ていると思います。
ここに映し出される映像のお陰で再びルルドを訪れた気にさせてくれました。
是非一度ご覧下さい。
これで私のルルド巡礼記はおしまいです。読んで下さりありがとうございました。
皆さまもいつかルルドの地を訪れる日が来ます事を祈りつつ。。。
by Y.Y.
泉のほとりで
2010年9月のルルド巡礼記です。
2010年11月24日水曜日
2010年11月17日水曜日
ルルド巡礼(8)
ルルドでは毎週水曜日と日曜日にインターナショナルミサがあります。
聖域内にある聖ピオ10世大聖堂という半地下の聖堂で行います。
私がそのミサに参列したのは9月初旬の普通の日曜日でしたが、
大司教様1人、司教様6人、司祭400人、会衆1万8千人と言う大掛かりなミサです。
2年前に長崎であった列福式のようなミサがここでは毎週行われています。
こちらです。
大聖堂の真中付近から撮った写真です。祭壇が大聖堂の中央に位置していて、四方から良く見えるようになっています。
ルルドでは一日中、どこかでミサが行われています。フランス語、イタリア語、ヘブライ語・・・
私が滞在した時は日本語のミサはありませんでしたが、日本からも巡礼団がしばしば訪れ、
日本語のミサが行わるそうです。
つづく
by Y.Y.
聖域内にある聖ピオ10世大聖堂という半地下の聖堂で行います。
私がそのミサに参列したのは9月初旬の普通の日曜日でしたが、
大司教様1人、司教様6人、司祭400人、会衆1万8千人と言う大掛かりなミサです。
2年前に長崎であった列福式のようなミサがここでは毎週行われています。
こちらです。
大聖堂の真中付近から撮った写真です。祭壇が大聖堂の中央に位置していて、四方から良く見えるようになっています。
車椅子の方々の優先席すぐ後ろで2時間程立ったままミサにあずかりました。大聖堂にはミサの1時間前に着いたのですが、もう席はありませんでした。
ルルドでは一日中、どこかでミサが行われています。フランス語、イタリア語、ヘブライ語・・・
私が滞在した時は日本語のミサはありませんでしたが、日本からも巡礼団がしばしば訪れ、
日本語のミサが行わるそうです。
つづく
by Y.Y.
2010年11月10日水曜日
ルルド巡礼(7)
ルルドには、水浴場と呼ばれている所があります。
縦長の浴槽を一回り大きくした石作りの浴槽に、
親切で礼儀正しいボランティアさん達の
助けで水に浸かります。
脱衣の時も、水に浸かる時も
プライベートが大変守られています。
浴槽には段差あって、そこに降りて行きます。
身体の不自由な方は担架に担いで
水に浸かせて下さいます。
祈りに満ちた場所です。ボランティアさん達が優しく見守る中、
沈黙で祈りの意向を唱えてから前に進みます。
新たに洗礼を受ける気持ちです。
ですが、この水がとても冷たい!
水源から直接汲み取っている冷たい水で、温めずそのまま使います。
温水プール並みの水温を期待していた私は、
一歩足を踏み入れた時点で足がすくんでしまいました。
『全身浸かるなんて無理です! 腰までで大丈夫です!』
と心の中で叫びつつ、目の前で微笑んでいる小さなマリア像にすがりつきましたが、
親切で腕力のあるボランティアさん達の手により、仰向けに沈められてしまいました。。。
心の準備が出来ていれば大丈夫です。
ルルドに巡礼された時には是非体験して下さい。
大変人気があるので3時間は並ばなければなりませんが、
恵みに満たされるでしょう。
by Y.Y.
川向こうから水浴場をのぞむ |
親切で礼儀正しいボランティアさん達の
助けで水に浸かります。
脱衣の時も、水に浸かる時も
プライベートが大変守られています。
浴槽には段差あって、そこに降りて行きます。
身体の不自由な方は担架に担いで
水に浸かせて下さいます。
祈りに満ちた場所です。ボランティアさん達が優しく見守る中、
沈黙で祈りの意向を唱えてから前に進みます。
新たに洗礼を受ける気持ちです。
ですが、この水がとても冷たい!
水源から直接汲み取っている冷たい水で、温めずそのまま使います。
温水プール並みの水温を期待していた私は、
一歩足を踏み入れた時点で足がすくんでしまいました。
『全身浸かるなんて無理です! 腰までで大丈夫です!』
と心の中で叫びつつ、目の前で微笑んでいる小さなマリア像にすがりつきましたが、
親切で腕力のあるボランティアさん達の手により、仰向けに沈められてしまいました。。。
心の準備が出来ていれば大丈夫です。
ルルドに巡礼された時には是非体験して下さい。
大変人気があるので3時間は並ばなければなりませんが、
恵みに満たされるでしょう。
by Y.Y.
2010年11月3日水曜日
ルルド巡礼(6)
ルルドでは毎晩ロザリオの祈りを唱えながら、ろうそく行列が行われます。
様々な国の言葉で祈りが捧げられ、無数のあたたかい ろうそくの灯が揺らぎます。
毎晩行われる光景です。
つづく
by Y.Y.
様々な国の言葉で祈りが捧げられ、無数のあたたかい ろうそくの灯が揺らぎます。
それぞれの想いを携えてルルドに来ている巡礼者達の心が一致する時です。
皆で心を一つにして感謝の祈りを捧げます。
言葉では表す事のできない安らぎと聖母への幼子のような信頼がルルドを包みます。毎晩行われる光景です。
つづく
by Y.Y.
2010年10月27日水曜日
ルルド巡礼記(5)
ルルドは感謝に満ちた場所でした。
赤ちゃんは、お父さんの腕の中で両足と右腕を元気に動かしています。
ですが相変わらず左腕は動きません。若い両親は彼らの赤ちゃんの左腕が
治るという『奇跡』を求めてここルルドにやって来たのかもしれません。
慰めと希望を求めて来たのかもしれません。
身体的な奇跡は得られませんでしたが、心は満たされたようでした。
若い両親と4人の子ども達は、偶然その後の大聖堂でのミサで私達と一緒になりました。
彼らは斜め後ろに仲良く家族一緒に座って居ましたが、
赤ちゃんは聖体拝領の頃にミサに飽きてしまったようで、
『もう、いい加減にしてよう』と訴えんばかりに泣き出してしまい、
若い両親は赤ちゃんを慈愛に満ちた眼差しで見つめながら優しくなだめていました。
ルルドでは、病気の人・身体の不自由な人・弱く小さい人達が全てにおいて優先されます。
その赤ちゃんも例外ではありません。いつもなら うるさく感じるであろう泣き声も、
不思議と気にはなりませんでした。
ミサの後、何人もの巡礼者達がその両親や赤ちゃんに優しく話し掛け、
明るく応える彼らも嬉そうにしていました。
ルルドは優しさに溢れる場所でした。
つづく
by Y.Y.
ノートルダム・ド・ヴィのホームページにはこちらから
一組の家族が来ていました。
お父さんの腕の中に抱かれていました。
元気な赤ちゃんなのですが、左腕がマヒしていて
動かないのが分かります。
泉の湧き出る洞窟の中を通り、熱心に祈って出て来た時、
若い両親の顔には大粒の涙がポロポロ流れ落ちていました。
お互いが その涙でクシャクシャの顔を見つめながら
胸が一杯の様子で、そのまなざしは喜びと感謝に
溢れていました。
赤ちゃんは、お父さんの腕の中で両足と右腕を元気に動かしています。
ですが相変わらず左腕は動きません。若い両親は彼らの赤ちゃんの左腕が
治るという『奇跡』を求めてここルルドにやって来たのかもしれません。
慰めと希望を求めて来たのかもしれません。
身体的な奇跡は得られませんでしたが、心は満たされたようでした。
若い両親と4人の子ども達は、偶然その後の大聖堂でのミサで私達と一緒になりました。
彼らは斜め後ろに仲良く家族一緒に座って居ましたが、
赤ちゃんは聖体拝領の頃にミサに飽きてしまったようで、
『もう、いい加減にしてよう』と訴えんばかりに泣き出してしまい、
若い両親は赤ちゃんを慈愛に満ちた眼差しで見つめながら優しくなだめていました。
ルルドでは、病気の人・身体の不自由な人・弱く小さい人達が全てにおいて優先されます。
その赤ちゃんも例外ではありません。いつもなら うるさく感じるであろう泣き声も、
不思議と気にはなりませんでした。
ミサの後、何人もの巡礼者達がその両親や赤ちゃんに優しく話し掛け、
明るく応える彼らも嬉そうにしていました。
ルルドは優しさに溢れる場所でした。
つづく
by Y.Y.
ノートルダム・ド・ヴィのホームページにはこちらから
2010年10月22日金曜日
ルルド巡礼記(4)
ルルドと一言で言いましても、
聖域とその外では様子が大分違います。
その聖域ですが、とても広いです。
吉祥寺の井の頭公園位の大きさはあるでしょうか。
東京カテドラルにあるルルドの洞窟は、
等身大のレプリカだと聞いていましたので、
現地の本物のルルドも、東京カテドラル程の敷地内に
ひっそりと洞窟があるのだと思っていたんです。
ですが実際は全く違っていました。
そこは祈りの為に守られています。
緑の美しい広大で静かな敷地。そして柵の向こう、小さな橋を渡ると、
目の前に吉祥寺駅前の商店街並みにお土産屋さんが軒を連ねています。
このコントラストもルルドの特徴の1つとして巡礼者の心に残ります。
つづく
by Y.Y.
ノートルダム・ド・ヴィのホームページにはこちらから
聖域とその外では様子が大分違います。
その聖域ですが、とても広いです。
吉祥寺の井の頭公園位の大きさはあるでしょうか。
東京カテドラルにあるルルドの洞窟は、
等身大のレプリカだと聞いていましたので、
現地の本物のルルドも、東京カテドラル程の敷地内に
ひっそりと洞窟があるのだと思っていたんです。
ですが実際は全く違っていました。
そこは祈りの為に守られています。
緑の美しい広大で静かな敷地。そして柵の向こう、小さな橋を渡ると、
目の前に吉祥寺駅前の商店街並みにお土産屋さんが軒を連ねています。
このコントラストもルルドの特徴の1つとして巡礼者の心に残ります。
つづく
by Y.Y.
ノートルダム・ド・ヴィのホームページにはこちらから
2010年10月8日金曜日
ルルド巡礼記(3)
ルルド
それは祈りに満ちた場所でした。
巡礼者達の祈り・感謝・願い・哀しみ
それらが1つに溶け合って、訪れる人を包んでくれます。
主が私達に示された深い愛と聖母の慈しみに癒され、
皆、感謝と癒しに満たされて 帰って行きます。
それは祈りに満ちた場所でした。
巡礼者達の祈り・感謝・願い・哀しみ
それらが1つに溶け合って、訪れる人を包んでくれます。
主が私達に示された深い愛と聖母の慈しみに癒され、
皆、
ここにある癒しとは、『病いが治る』と言う癒しではなく、
『ありのままの自分を受け入れる』事への希望、
その生活を紡いで行く。 その事への感謝と癒しではないでしょうか。
いままでは麻糸の様なささくれた生活を紡いでいるように思えていたけど、
いままでは麻糸の様なささくれた生活を紡いでいるように思えてい
今からはその麻糸が絹糸に変わる。
その心の『奇跡』がここにはあるように思えます。
その心の『奇跡』がここにはあるように思えます。
2010年10月1日金曜日
ルルド巡礼記(2)
でも夜はとても寒かったです!
ルルドの洞窟では毎晩23時に最終ミサがあり、
引き続き聖体礼拝が真夜中まで続きます。
厚手のセーターに毛のマフラー。
厚手のセーターに毛のマフラー。
それでも寒くてレインコートも着込みました。
9月初旬でしたが。。。
雨具とセーターを持って行って本当に助かりました。
しかし、夜中のイベントまで参加するとは。。。
ド・ヴィの本部を車で出発したのが朝5時。
ルルド着が午後1時でした。
ド・ヴィの本部を車で出発したのが朝5時。
ルルド着が午後1時でした。
夜中の祈りまで参加するというWYDを超えるハードスケジュールとなりましたが、
夜中の祈りは大変静かで、皆の祈りが一つになり
2010年9月24日金曜日
ルルド巡礼記(1)
今月の初旬にフランスのルルドへ行ってまいりました。
そして、出発直前にノートルダム・ド・
ルルドに詳しい会員から色々レクチャーを受けました。
それに、以前からビデオやガイドブック等で
ある程度の知識はありましたが、
気がつかなかった事があります。
ある程度の知識はありましたが、
気がつかなかった事があります。
ルルド出発前、多くの方々から
「良く雨が降るし寒いから、防寒・防雨をしっかりね。」
と言われてました。
「え、そうなの?ルルドは一年中晴れているている印象が。。」
ピレネー山脈の麓なので山の天気なんだそうです。なのに
「巡礼者の多くが防寒・防雨の装備をして来ないの。何故かしら?」
(ルルド・リピーター談)
それはそうでしょう。
ルルドのガイドブックに載っている写真のほとんどが
「良く雨が降るし寒いから、防寒・防雨をしっかりね。」
と言われてました。
「え、そうなの?ルルドは一年中晴れているている印象が。。」
ピレネー山脈の麓なので山の天気なんだそうです。なのに
「巡礼者の多くが防寒・防雨の装備をして来ないの。何故かしら?」
(ルルド・リピーター談)
それはそうでしょう。
ルルドのガイドブックに載っている写真のほとんどが
『日本晴れ』
(あ、いや、フランス晴れ ですか)
『青空の下、感激で胸が一杯の巡礼者達の輝く顔が、
それが一般的なルルドのイメージだと思います。
「
(再び:ルルド・リピーター談)
・・・なるほど・・・。
半信半疑で雨具を詰め、
案の定3日共に絵はがきのようないい天気。
渾身の一枚!
川の向こう側から撮りました。
↓
傘にレインコートにカッパ。リュックの中の雨具が重かったです。
つづく
by Y.Y.
by Y.Y.
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